今、気になるわが家の耐震!

日本各地で大規模地震が続発。奈良県では、東南海・南海地震が起こったときの影響が震度5弱~6弱と言われ、奈良盆地東縁断層帯など将来地震が起こりうる活断層がある。津波の心配はないものの、家屋の倒壊や、それによる火災などが心配されている。特に、建築基準法が大改正される前、昭和56年(1981年)以前に建てられた家は要注意。耐震診断・耐震改修を。

今すぐできる地震対策 家具の配置を見直そう

平成8年2月に気象庁が発表した震度階級関連解説表によると、「震度5強」で"タンスなど重い家具が倒れ、テレビが台から落ちることがある"と想定されている。
家具の転倒を防ぐための固定は大切だが、住宅の立地や構造など、様々な条件によって揺れ方が違うので、必ずしも万全とは言えない。安全という面から家具の置き場所を見直すことも、転倒などによる被害を防ぐための大きなポイントとなる。

ポイントは寝室の家具の配置!
  • キャスターつき家具は寝室には置かない
  • 避難経路の確保!
  • スライド書架付きの本棚は、安定が悪いため就寝位置から離したほうがいい
  • 台の上に載せたテレビやパソコンなどは、就寝位置、机の位置に注意

実際耐震改修にはどれぐらいお金がかかるの?

家の状態などによって値段は様々だが、100万~150万円の工事が最も多く、助成制度を利用すれば自己負担はもっと少なくなる。

耐震改修工事にかかるお金の概算を知る!評点が計算できたら概算をチェック!

賢く使おう 耐震改修+エコリフォームでお得!

耐震改修には補助が出るよ

「心配だし、耐震改修しようかなぁ~」と思ったら、エコリフォーム(断熱改修)も一緒に考えよう!
各市町村の耐震改修補助などの助成制度と一緒に、国や県の住宅エコポイントを調べてみよう!

耐震診断・耐震改修の問い合わせは、各市町村または県土木部まちづくり推進局建築課  ☎ 0742-27-7561

市町村⇒耐震改修補助制度

補助:最大50万円
[対象]木造住宅の耐震改修
※市町村によって条件等異なる
奈良では25市町村で実施。各市町村に確認を。
ならきちの家

国⇒住宅エコポイント制度

エコリフォーム
補助:最大30万ポイント(30万円相当)
[対象]窓の断熱改修or外壁、屋根、天井、床の断熱改修と併せてバリアフリーリフォーム、太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽を行う場合もポイント加算
※平成22年1月1日~平成23年7月31日までに工事着手したもの
★新築住宅の「住宅エコポイント」もあるよ!
http://jutaku.eco-points.jp/

県⇒住宅エコポイントならプラス

補助:耐震リフォームの場合
      最大115,000円(奈良県の商品券)
国の住宅エコポイント取得者を対象とする
[対象]・木造住宅の耐震リフォーム(改修)
・景観に配慮したリフォーム
・県産材を活用したリフォーム
・その他のリフォーム

※受付期間:平成23年4月18日~平成24年1月10日
※受付窓口(リフォーム)奈良県住宅課  ☎ 0742-27-7540

★新築住宅の「住宅エコポイントならプラス」もあるよ!

奈良県産材を使用した新築やリフォームに 権が3種類の補助制度

奈良の木の家づくり補助・住宅エコポイントならプラス・奈良県産材活用促進事業

奈良県は、古くから優秀な木材の産地として知られてきた場所。県では森林を守り、県産材の利用促進を図るため、奈良県産材や奈良県地域認証材を使った住宅などの建築工事に補助を行っている。
対象となるのは、奈良県産材や奈良県地域認証材を一定以上使用した、新築やリフォーム工事。補助金額は各制度で指定された木材の使用量によって異なるが、国の住宅版エコポイントやほかの補助と併用出来る制度もあるので、うまく利用すれば、かなり大きな補助金などを受け取ることが出来る(ただし住宅・建築業者・建築場所・木材の使用量などに条件あり)。
詳しくは、奈良県農林部林業振興課のホームページで確認するか、下記へ問い合わせを。

☎ 0742-27-7470(奈良県林業振興課) http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-19054.htm

平城京歴史館の「遣唐使船」も県産材が使用されている

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