奈良っこトップページ > 特集ページ一覧 > 危険! 食いしばりで歯がボロボロに!

気になる 食いしばり&歯ぎしりの原因

食いしばり、歯ぎしりには原因がいくつかあるが、発症の要因は一つではなく複数が作用し合っていると考えられる。しかし、根本的な原因はまだ研究段階なのだとか。 気になる人は、歯医者さんに診てもらおう。

精神的ストレス 姿勢の悪さ・癖
《これが大多数!》
ゆううつや不安など、心理的なもの。
頬づえや猫背などの悪い姿勢や癖が、顎に負担をかける。
口内ストレス 習慣性によるもの
虫歯や抜けた歯の放置、片噛み癖などによる噛み合わせ異常や治療で歯を削ったり補綴したりして噛み合わせのバランスが崩れるなど。 スポーツ選手など、ぐっと噛みしめて強い力を発揮するような職業、職種の人に多い。

食いしばりは現代病 昔に比べて増えてきている!

パソコン作業中などに見られる食いしばり。これまで筆記作業は鉛筆などの肉体的な労働だったため、ある程度の時間ごとに休憩を必要としていた。 しかし、パソコン入力に変わってきたことで疲労が少なくなり、長時間作業し続けた結果、食いしばりに悩む現代人が増えた。携帯電話やゲームなど、画面に長時間集中し続けることも原因の一つ。

歯医者さんでできる治療

マウスピース マウスピース
就寝時にマウスピースを装着して歯や顎にかかる負担を軽減し、症状を和らげる。市販のものではなく、必ず歯科で自分に合ったものを作ってもらおう。
(保険適用で約5000円)
生活習慣の指導・歯科治療 定期検診を受けましょう
食いしばりや歯ぎしりの原因を診察し、改善すべき生活習慣を指導。虫歯や抜けたまま放置された歯など、口内ストレスの原因を治療。
噛み合わせ治療
原因となる箇所を少し削ったり、補綴物を変えたりして調整。

※上記内容は、『yomiっこ』2013年6月号から抜粋。情報は2013年5月現在のものです。