宇陀市榛原区/神社 エリア広域/宇陀 八咫烏、神武東征、鴨建角身命、日本サッカー協会
◆八咫烏神社 ●やたがらすじんじゃ ●宇陀市榛原区高塚
『新撰姓氏録』右京神別下の鴨県主(かものあがたぬし)の条に、「神武東征のさい、山中が険しく道を失ったとき、鴨建角身命(かものたけつのみのみこと)が黒衣をまとい、高い木から木へと飛び移り、大和への道案内をした。その姿がまるで八尺もあるような大烏のさまであったので、天皇はその勲功として八咫烏の称号を与えた」、とある。
その鴨建角身命を祀った神社が八咫烏神社で、705年(慶雲2)に『続日本紀』に記されていることから、すでに奈良朝以前に創祀勅祭が行われていたことがわかる。
境内には、日本サッカー協会のシンボルマークである八咫烏のモニュメントがある。
▽データ
所在地 宇陀市榛原区高塚
祭神 建角身命(たけつのみのみこと)
八咫烏神社 八咫烏神社 八咫烏神社 八咫烏神社
●参考文献/網干善教監修『奈良まほろばソムリエ検定』、高橋徹・岸根一正共著『奈良大和の古社寺』  ●初書/2007-09-15-IT
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