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室生寺の南門に位置し、850年(嘉祥3)に空海の高弟である堅恵(けんね)が県興継(あがたおきつぐ)を檀主として創建した。
重要文化財に指定された石室は「堅恵の廟」と称され、榛原石で築き古墳の石室に似た施設で、平安時代前期の築造とされる。
境内に立つモチヅキザクラの巨樹は、ヤマザクラとエドヒガンの雑種で学術上貴重なもの、県下最大最古で奈良県指定天然記念物である。
寺宝に空海が唐から持ち帰ったという茶臼をもち、大和茶発祥の地といわれる。 |
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▽データ |
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所在地 |
宇陀市榛原区赤埴 |
山号 |
摩尼山 |
宗派 |
真言宗室生寺派 |
本尊 |
十一面観音菩薩 |
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●参考文献/高橋徹・岸根一正共著『奈良大和の隠れ古社寺』、奈良県歴史学会編『奈良県の歴史散歩』、網干善教監修『奈良まほろばソムリエ検定』 ●初書/2007-09-14-IT |
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