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第34代舒明天皇の押坂内陵(おさかのうちのみささぎ)に治定されている。
この地は現在、忍阪(おっさか)であるが、古くは忍坂(おさか)といっていた。また、八角形墳であることから、天皇またはそれに準ずるものの墳墓と考えて、舒明天皇の陵墓である可能性が極めて高い。
墳丘は、古墳名の段ノ塚古墳のとおりで、三段の方形壇の上に八角形で、八角形墳の一つとされる。(一説には、不整形な七角形にしか復原できないという説もある。)
内部施設は、石棺を安置した横穴式石室の可能性が高い。 |
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▽データ |
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所在地 |
桜井市忍阪 |
古墳名 |
段ノ塚古墳 |
形式 |
八角形墳 |
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●参考文献/来村多加史著『風水と天皇陵』、河上邦彦著『飛鳥発掘物語』、河上邦彦著『大和の終末期古墳』、不二龍彦著『歴代の天皇』、網干善教監修『奈良まほろばソムリエ検定』、朝廣佳子編集『yomiっこ2004年12月号』 ●初書/2007-09-13-IT |
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