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「興福寺古絵図」には同寺子院の摩尼珠院(まにしゅいん)があったところとされる。明治になって民間の所有となり1919年(大正8)に現在の建物と庭園が作られ、その後、奈良県の所有となる。 平成元年に庭園鑑賞や茶会の場を提供する場として開園。 園内は池の庭、杉苔の庭、茶花の庭からなり、杉苔の庭には離れ茶室がある。池の庭は、江戸時代からの地形の起伏、曲線をたくみに取り入れ、建物との調和を図っている。 庭園は、春は新緑、秋は紅葉と、四季折々の彩りは古都の情緒を感じさせる。 |
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●参考文献/網干善教監修『奈良まほろばソムリエ検定』 ●参考HP/吉城園 ●初書/2007-06-30-IT |
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