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南都六宗の一つである律宗の総本山。鑑真和上が新田部親王旧宅に律宗の道場を開いたことに始まる。
鑑真和上の私寺として始まった当初は、講堂や経蔵、宝蔵などがあるだけだったが、弟子の如宝らの尽力により伽藍が整えられていった。
天平建築の代表とされる寄棟造の金堂(国宝)は平成大修理。2009年の秋に金堂平成大修理落慶法要が行われる予定となっている。 緑深い境内には平城宮の東朝集殿を移築改造した講堂や奈良時代の校倉である宝蔵や経蔵、鑑真和上坐像(国宝)を祀り東山魁夷の障壁画でも有名な御影堂など国宝、重要文化財建築が多数立ち並ぶ。彫刻でも本尊の乾漆盧舎那仏坐像、木心乾漆薬師如来立像、千手観音立像など多くの国宝、重要文化財を所蔵している。 行事では、鎌倉時代に寺を再興した覚盛上人を偲んで毎年5月19日に行われる「うちわまき」が有名。また、6月6日の開山忌と前後の3日間は鑑真和上坐像が特別開扉される。 |
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●参考文献/駒敏郎監修『ひとり歩きの奈良』、網干善教監修『奈良まほろばソムリエ検定』 ●参考HP/唐招提寺
●初書/2007-09-01-SH |
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