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右大臣藤原豊成の屋敷跡に建てられた寺で奈良町にある中将姫ゆかりの寺の中で一番大きな寺。中将姫が少女時代に継子いじめに遭ったエピソードを伝える「虚空塚」や「雪責松」などが残されており、豊成父子の供養塔という二基の宝篋印塔がある。
もともとは元興寺の境内にあった道場と伝えられる、室町時代に元興寺が土一揆で羅災したため本尊を現在地へ移し、1590年(天正18)に融通念仏宗の檀家寺院となって以来信仰を集めている。
本堂は1667年(寛文7)に休岸上人の再建で北条政子の念持仏であったという木造阿弥陀如来立像が本尊として祀られている。 |
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▽データ |
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所在地 |
奈良市鳴川町25 |
山号 |
豊成山 |
院号 |
高林院 |
宗派 |
融通念仏宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
TEL |
0742-22-3881 |
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●参考文献/駒敏郎監修『ひとり歩きの奈良』、網干善教監修『奈良まほろばソムリエ検定』 ●初書/2007-09-01-SH |
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