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◆矢田坐久志玉比古神社 |
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●やたにいますくしたまひこじんじゃ |
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●大和郡山市矢田町 |
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延喜式内社に比定され、俗に矢落(やおち)明神という。
古代の豪族である物部氏の祖神といわれる櫛玉饒速日命(くしたまにぎはやひのみこと)に関する伝承が残る。
饒速日命が天磐船(あめのいわふね)にのり高ヶ原(たかまがはら)から降臨の際に、三本の矢を放ち、その落ちた所を宮所と定め、二の矢が落ちた所がこの社地で、境内に「二之矢塚」がある。
航空の神とされ、旅行の安全祈願に訪れる人も多い。春日造の本殿(重要文化財)は室町時代の建築で、本殿正面の楼門には、昭和初期の木製プロペラが奉納されている。
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▽データ |
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所在地 |
大和郡山市矢田町 |
別称 |
矢落明神、矢田の大宮さん |
祭神 |
櫛玉饒速日命(くしたまにぎはやひのみこと) |
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●参考文献/高橋徹・岸根一正共著『奈良大和の隠れ古社寺』、奈良県歴史学会編『奈良県の歴史散歩』、網干善教監修『奈良まほろばソムリエ検定』、朝廣佳子編集『yomiっこ2006年8月号』 ●初書/2007-09-11-IT |
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