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役行者が大峯山を開く前にこの地で修行したといわれることから、元山上とも呼ばれる。
寺伝では天智天皇の治世に役小角が千手観音を刻んで祀ったことに始まるとされ、中世には寺領五百石を得て栄えたが兵火により衰退。
江戸時代に復興し北之坊、湯屋坊など十一坊が立ち並ぶも、現在は蔵之坊のみが残る。本尊は十一面千手観音菩薩。鐘楼に懸けられている梵鐘には1225年(元仁2)の銘文がある貴重な紀年銘鐘。寺内にはユースホステルが設置されている。 |
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▽データ |
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所在地 |
生駒郡平群町鳴川 |
通称 |
元山上千光寺 |
山号 |
鳴川山 |
宗派 |
真言宗醍醐派 |
本尊 |
十一面千手観音菩薩 |
札所 |
仏塔古寺十八尊 第14番 |
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●参考文献/駒敏郎監修『ひとり歩きの奈良』、網干善教監修『奈良まほろばソムリエ検定』、朝廣佳子編集『yomiっこ2006年1月号』
●初書/2007-09-01-SH |
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