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◆丹生川上神社 |
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●にうかわかみじんじゃ |
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●川上村(上社)、東吉野村(中社)、下市町(下社) |
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丹生川上神社の由緒は、古くは『六国史』、『延喜式』、『類聚三代格』などに記される。『二十二社註式』によれば天武年間の創祀と伝える。『延喜式』では明神大社に列せられるが、応仁の乱後、奉幣が絶えて丹生川上神社の存在と鎮座地が不明になった。
江戸時代に社地の考証が行われ、幕末に下市町が鎮座地とされたが、『大日本史』では川上村迫としており、また東吉野村の神社との説もあり、下市町を下社、川上村迫を上社、東吉野村を中社とした。祭神もそれぞれ違いながらも、三社を丹生川上神社とし、今日に至っている。 |
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▽データ |
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所在地 |
上社…吉野郡川上村
中社…吉野郡東吉野村
下社…吉野郡下市町 |
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●参考文献/網干善教監修『奈良まほろばソムリエ検定』、奈良県歴史学会編『奈良県の歴史散歩』 ●初書/2007-09-08-IT |
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