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創建については、敏達天皇13年に蘇我馬子が建立したとする説、斉明天皇元年に飛鳥川原宮を寺とした説、天武朝に建てられたという説、斉明天皇没後に天智天皇が建てたとする説など、諸説ある。
伽藍配置は、中金堂の南に西金堂と塔が建つ一塔二金堂式であった。
大官大寺などとならび、飛鳥三大寺、藤原京四大寺に数えられる官寺であったが、平城遷都に際しては平城京に移転されず、その後は荒廃した。現在、かつての中金堂跡に弘福寺(ぐぶくじ)が建っている。 |
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▽データ |
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所在地 |
高市郡明日香村川原 |
伽藍配置 |
一塔二金堂式 |
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●参考文献/奈良県歴史学会編『奈良県の歴史散歩』、網干善教監修『奈良まほろばソムリエ検定』、朝廣佳子編集『yomiっこ2007年1月号』、奈良県高等学校教科等研究会歴史部会編『飛鳥散歩24コース』、河上邦彦著『飛鳥発掘物語』 ●初書/2007-09-06-IT |
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