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◆高松塚古墳 |
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●たかまつづかこふん |
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●高市郡明日香村平田 |
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1972年(昭和47)3月の発掘調査で、石槨内から彩色壁画が発見され、一躍有名になった壁画古墳で国特別史跡。
これ以降の「飛鳥ブーム」の火付け役ともなった大発見であった。
壁画は、北壁に玄武、東壁に青龍、西壁に白虎が描かれており、中国から伝来した四神思想に沿っている。
また側壁にはそれぞれ、朝堂儀礼のスタイルで描かれた女性群像、男性群像が4人ずつ描かれ、当時の衣裳を知る資料となった。
古墳内部のようすは、隣接の壁画館で知ることができる。 |
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▽データ |
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所在地 |
高市郡明日香村平田 |
形式 |
円墳 |
築造 |
7世紀末〜8世紀前半 |
被葬者 |
忍壁皇子説、石上麻呂説など |
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●参考文献/網干善教監修『奈良まほろばソムリエ検定』、朝廣佳子編集『yomiっこ2007年1月号』、奈良県歴史学会編『奈良県の歴史散歩』、奈良県高等学校教科等研究会歴史部会編『飛鳥散歩24コース』、河上邦彦著『飛鳥発掘物語』、歴史探訪研究会編『歴史地図本古代日本を訪ねる奈良・飛鳥』、網干善教著『古都・飛鳥の発掘』、明日香村教育委員会文化財課編集『飛鳥の古墳』 ●参考HP/文化庁・高松塚古墳
●初書/2007-09-03-IT |
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