正倉院展開幕
今日から始まった正倉院展。今年はなんと第60回。ということで、60回記念図録が出ています。
左が、60回記念図録で3000円、右が、今年の図録で1200円。
うーん、3000円は高いなあと思ったけど、第一回からのポスターやチケットなども出ていて、思わず買いました。もちろん今年のも・・・。
これは、第8回のポスターやチケットのようです。
デザインを見るのもおもしろいです。
今日は、初日ですが、午後3時すぎに行くと、待たずに入れました。
音声ガイドを借りて、じっくり聞きながら、見ました。
音声ガイド、500円かかりますが、とってもいいですよ。長くもなく、それでいて説明書きより詳しくて、背景がよくわかります。
平螺鈿背八角鏡はやはり美しかったです。
中国や新羅から来たもの、鑑真和上が持ち込んだデザインなどもありました。
皆が特に群がってみていたものの一つが、正倉院古文書の、写経生の休暇願や始末書が書かれたもの。病気で休ませてくださいとか、足に腫れ物が出来たからとか、昔の人も大変だったんだなあと、皆が親近感を持ってみていたように思います。
始末書の中には、今まで勤務を怠ったおわびに布を納めていた人もいました。
見終わった後は、正倉院展グッズを物色。
木画紫檀碁局と碁石をかたどったチョコレート。友だちにあげたら好評でした。
しおりがルーペになっています。
これはいい! しおりをはさんでいるようで、実はルーペを使っているというのは、回りからあまりわからないからいいと思いませんか。
昨年よりもグッズが増えています。グッズ好きの私としては、たまりません。