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2009年09月 アーカイブ

2009年09月02日

鹿サポーターズクラブ開所しました

8月29日、鹿サポーターズクラブの事務所が開所しました。
奥村記念館にご来賓19人、会員23人にお集まりいただき、なごやかに交流しました。

会員の方にはまずパトロール方法を鹿愛護会さんよりご説明いただき、実際に少しパトロールしていただきました。
開所式では、鹿愛護会の大川会長、春日大社の岡本権宮司、奈良県や奈良市、観光関係の皆様、奥村記念館をお貸しくださる奥村組専務など、多くの方にお越し頂きました。

全国探しても、鹿と人が普通に共に暮らしている場所は、奈良だけであり、その「鹿」を守り育てようと、
行政、民間、産業界が一緒になって取り組めるって、すばらしいことだと思います。

でも、問題はこれから!
立ち上げたこれから、しっかり活動していかなければいけません。
奈良の大いに誇れる財産である「鹿」に、ぜひご興味ある方は、関わってください。

http://www.shikasapo.jp


平城遷都1300年祭

一昨日、共同通信社の方々と食事をする機会があった。
東京本社から1300年祭関連のことで奈良に来られていた。

「奈良にきてびっくりしました。町中にもっとせんとくんがいっぱいあふれていると思ったのに、
まったくせんとくんがいない。なんだか全然盛り上がっていませんね」と。

まあ、せんとくんだけがクローズアップされ続けている今の現状では、奈良の人たちからすれば
それはいいよと思っているかもしれないが、キャラクターをどんどん前に出すことで、皆の期待度を高めていくというのは、大切なことかもしれない。

それはそれとして、期待を高めてもなんだこれ、という内容では、落胆度は激しくなる。
今、私は平城遷都祭の実行委員長をさせていただいているが、遷都祭2010は、奈良市、平城遷都1300年記念事業協会とともに、春、夏の宮跡事業をするべく進めている。
予算、運営スタッフ等、頭が痛いこと山積み・・・。
いいものをしようと思えばお金がかかる。
いいものというのは高尚なものという意味ではない。演出、見せ方、方法・・・。
私一人では何の力もないが、頼りになる実行役員と今、いろいろ頭をひねっている。
皆、仕事を持ちながら動いてくれている。本当に有り難いと思う。
なんとかもっと多くの方に関わっていただいて、皆のエネルギーを結集したいものだ。


2009年09月07日

遷都1300年への期待は!?

9月5日、6日と、同志社大学で文化政策セミナーが開かれた。
5日には県立大学の村田教授が、遷都1300年に向けての特別講演、
6日の分科会では、1300年記念事業協会の中山部長と私が、行政の立場からと市民の立場からということで、二人続けて報告をした。

市民の立場としては、特にここ10年で、福祉ではなく文化制作ボランティアとしての市民が活発に動き始めたこと、平城遷都祭2010の内容案などについて話をさせていただいた。

だが、聞こえてくる意見としては、遷都1300年って、いったい何をするのか見えてこない、本当に行われるのかどうかわからないといった不安の声だ。

我々がやろうとする遷都祭2010も、内容を記者発表していないため、まだ世間に知られていないのがタマニキズだ。
でも、やるべきことは決まっている。
市民、県民の力、あるいは県外の奈良を愛する人たちの力を結集して、遷都1300年に感謝し、祝える場であること。
これからレベルアップしていくために、がんばらなくちゃ。

平城遷都祭2010は、もう動き出しています!
ぜひボランティアとして関わろうとしてくださる方は、遷都祭事務局0742−25−0707までお問い合わせください。