11月3日の祝日、夫婦で鹿のパトロールに出かけた。
何かというと、「鹿サポーターズクラブ」の仕事で、11月末までは、雄鹿の発情期でもあり、また角きりがまだすんでいない鹿もいたりして、不用意に観光客が鹿に近づいてさわったりすると、鹿が角でついたり、興奮したりすることがある。
そんなことで怪我や事故などが起きないよう、未然に注意して見守っていくボランティアだ。
鹿の愛護会に立ち寄って、腕章をもらい、危なそうなところをパトロール。
若草山から東大寺に向かうところで、こんな光景が・・・。
鹿が寝ている様子。鹿って、こうやって首を後ろにむけて寝るんだ・・・。
外人さんも多い。英文のパンフレットを渡す。
さらに東大寺大仏殿前から南大門に向かう。
その途中、すごい人だかりを発見。みると、鹿の親子だ。
かわいい! しかし!!!
子鹿をさわりに行こうとすると、母鹿が怒って、観光客に向かってくる。
前足でたたかれそうになったり、かまれそうになったり、とても危険。
母鹿は子鹿を守ろうとするので、とても気が荒くなっているのだ。
危ないので、子鹿には近づかないでくださいと、みんなに注意を呼びかける。
いつまでもそこにいるわけにいかないので、離れて正倉院展が行われている国立博物館周辺をチェックして終わった。
奈良公園の鹿は野生である。えさをやっているわけでもないし、どこかの管理下におかれているわけでもない。
なので、鹿に何かされたといっても、自己責任になる。
皆さんも、十分注意して、鹿と仲良くしてください。
ちなみに、明日朝もパトロールしてきます!